https://getcomposer.org/ の「Download」をクリック。
「Manual Download」にある「Latest Stable」をクリックして composer.phar を保存。
vendorフォルダを作りたい場所へコピーする。
composer.phar をコピーした場所へコマンドプロンプトで移動し、以下を実行する。
Composerの画面が表示されれば成功。(PHPのパスは環境によって調整する。)
C:\xampp\php\php.exe composer.phar
Composerをより簡単に使えるようにするため、同じ場所に composer.bat を作成して以下を記述する。
@ECHO OFF
C:\xampp\php\php.exe "%~dp0composer.phar" %*
これで単に
composer
と入力するだけでComposerを実行できる。
またComposerでインストールする対象によっては、あらかじめPHPのあるディレクトリにパスを通しておく必要がある。
(パスなしでPHPを呼び出している箇所があるため。)
もしエラーになったら、C:\xampp\php にパスを通しておく(WindowsでXAMPPを使用している場合。)
■Goutteのインストール例
動作確認のためにGoutte(「グットゥ」「グット」のように発音。フランス語で「しずく」「水滴」の意味)をインストールしてみる。
コマンドプロンプトから以下を実行する。
composer require fabpot/goutte
しばらく待つと「vendor」「composer.json」「composer.lock」が作られ、インストールが完了する。
composer.json には require で取り込んだライブラリとそのバージョンが記述される。
このファイルは手動で作成することもできる。その場合
composer install
として実行すると、必要なパッケージを自動でダウンロードしてくれる。
以下のようにしてPHPからGoutteを呼び出す。
<?php
// Composerのオートロードを有効にする
require 'vendor/autoload.php';
// 対象URL
$url = "http://oto.chu.jp/mmlbbs6/index.php?action=fav_memory";
// Goutte\Clientの生成
$client = new Goutte\Client();
// Webから取得
$crawler = $client->request('GET', $url);
// CSSセレクタを指定して要素を取り出す
$crawler->filter('table tr')->each(function($e) {
// <tr>を見つけるたびに実行される部分
$td = $e->filter('td');
$count = $td->eq(0)->text();
$title = $td->eq(1)->text();
$link = "";
$o = $td->eq(1)->filter('a')->extract(array('href'));
if ($o) { $link = $o[0]; }
$author = $td->eq(2)->text();
echo "$title,$author,$link\n";
});