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C言語でプログラムを作成する流れ
■gccの確認 gccはGNUが作成しているフリーのCコンパイラ。 Linuxではコンパイラはこれを使えばいい。
$ gcc -dumpversion 4.4.7
※単に「gcc」のみだと「gcc: no input files」というエラーになる。 ※gccがインストールされていない場合、以下のコマンドで開発ツールを一括インストールできる。
# yum -y groupinstall "Base" "Development tools"
■ライブラリ関数 カーネル(kernel。英語で「核」)がLinuxOSの核。 ハードウェアを操作するためのソフトウェア部品のことをデバイスドライバ、略してドライバと呼ぶ。 ドライバを扱えるのはカーネルだけで、カーネルに仕事を頼むためにはシステムコールと呼ばれる仕組みを使用する。 C言語では、システムコールもライブラリ関数も見た目や使い方は変わらない。 関数はLinuxが用意しているライブラリに収められている。 ライブラリは色々なものがあるが、C言語の重要な命令(例えば printf や exit など)は 標準Cライブラリ(standard C library)、通称libcに格納されている。 Linuxが普段使用するlibcはGNUが管理するGNU libcで、略してglibcと呼ばれる。 ■Hello, world!
$ mkdir hello $ cd hello/ $ vi hello.c
#include <stdio.h> int main(int argc, char *argv[]) { printf("Hello, world!\n"); return 0; }
$ ls hello.c $ gcc hello.c $ ls a.out hello.c $ ./a.out Hello, world!
■出力ファイル名を指定
$ gcc -o hello hello.c $ ./hello Hello, world!

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