メモ > 技術 > IDE: AndroidStudio > 更新&クローズドテスト
更新&クローズドテスト
アプリの更新を行なう場合の、ひととおりの流れ。
なおクローズドテストを使うと、リリース前に事前テストができる。
【個人開発者向け】GooglePlayConsoleクローズドテストの手引書 #Unity - Qiita
https://qiita.com/Ryu-0824/items/cd98163c1a24870aec86
Google Playを使ったテストに関して[アルファ版、ベータ版、リリース版] #Android - Qiita
https://qiita.com/kz_12/items/f90418a9b547291d7d2b
■テスターの追加
Google Play Consoleで
「設定 → テスターの管理 → リストを作成」
からグループとユーザを追加。すでにグループが存在していれば、該当のリストを編集してメールアドレスを追加。
■内部テストに反映
※以下、実際に作業したときのメモ。
リリース → テスト → 内部テスト → リリース
画面右上の「新しいリリースを作成」をクリック。
出力したAPKファイルを、「App Bundle」部分にドラッグ&ドロップしてアップロード。
※「リリースが Google Play で署名されていません」という表示は無視して良いものか。
要確認。
※個人アプリのときは↓の対応を行ったみたい。
「署名鍵を選択」をクリック。ダイアログが開かれるので「Google生成の鍵を使用」をクリック。
完了すると「リリースは Google Play で署名されています」と表示される。
リリースの詳細は、一例だが以下のような内容になる。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
リリース名: 56 (1.3.5)
リリースノート:
<ja-JP>
・軽微な修正。
</ja-JP>
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
画面下部で「未公開として保存」をクリック。
さらに「次へ」をクリック。
内容を確認して「保存して公開」をクリック。
「Google Play で変更を公開しますか?」というダイアログが開く。
ダイアログ内には。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この変更はすぐに公開されます。
通常、変更は 1 時間以内に Google Play に表示されますが、さらに時間がかかることもあります。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
と表示されている。
「保存して公開」をクリック。
内部テストの画面に「内部テスターに公開・バージョンコード:1件・7月22日14:07に公開」と表示されていることは確認できた。
いったん1時間〜1日ほど待つ。
■内部テストへの参加
リリース → テスト → 内部テスト → テスター数
の「テストへの参加方法」を確認すると「テスターはウェブでテストに参加できます」と表示されている。
「リンクをコピー」をクリックすると、以下のようなURLがコピーされた。このURLからテストに参加できる。
https://play.google.com/apps/internaltest/0000000000000000000
上記URLにアクセスすると、以下のようなテスト招待画面が表示される。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
App: 〇〇〇〇〇
株式会社〇〇〇〇〇
You have been invited to an internal test of 〇〇〇〇〇.
・If you accept, the app on your device may update to internal test versions as they become available.
・These versions may not be stable, and may include unreleased features.
・They may not have been reviewed by Google, and may not meet the Google Play Terms of Service.
By accepting this invite, you agree that Google may share your email address and information about your use of 〇〇〇〇〇 with 〇〇〇〇〇.
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
なお上記URLにアクセスして以下のメッセージが表示されてしまう場合、「内部テスト → テスター数」の対象リストに、チェックが入っているか確認する
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
App not available for this account
Your account hasn't yet been invited to participate in this app's internal testing program.
If you've been invited to become a tester, make sure you're signed in to the account that was invited to the testing program. If you've been invited to a Google Group as part of the program, make sure you've joined the Group.
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■内部テスト
今回はAndroid8で確認。
URLをGmailで端末に送信した。
端末でURLを開くと、上にあるテスト招待画面が表示された。
「ACCEPT INVITE」をクリックすると、招待を受け入れた旨の画面が表示された。
また、その画面で「download it on Google Play」リンクをクリックすると、GooglePlayで「〇〇〇〇〇(内部用早期アクセス)」が表示された。
更新履歴も直近の内容になっていることを確認する。
※もしGooglePlayの画面に「〇〇〇〇〇(早期アクセス)」と表示されていたり、更新履歴に古いものが表示されている場合、少し時間をおいて再度試すといい。
(数時間から一日程度、時間をおくといいのかもしれない。)
※ダウンロードする場所は一か所のようなので、アカウントによって画面が変化しているのかもしれない。
「インストール」ボタンが表示されているのでタップ。
インストールが完了すると「開く」ボタンが表示されるのでタップ。
アプリが起動する。
■クローズドテストに反映
Google Play Consoleを開く。
「リリース → テスト → クローズドテスト」
画面右上の「トラックを作成」をクリック。
トラック名は「57 (1.3.5)」として「トラックを作成」をクリック。
テスターとして「テストリスト」を選択する。(チェックを入れて「保存」をクリック。)
「新しいリリースを作成する」をクリック。
出力されたAPKファイルをアップロードすることもできるが、今回は「ライブラリから追加」からバージョンコード57のAPKを選択。
リリースの詳細は、今回は以下のようにしておく。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
リリース名: 57 (1.3.5)
リリースノート:
<ja-JP>
・SDKバージョンを34に変更。
</ja-JP>
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
画面下部で「次へ」をクリック。
さらに「保存」をクリック。
「[公開の概要]に移動しますか?」と表示されるので、「概要に移動」をクリック。
「3件の変更を審査に送信」ボタンが表示されているのでクリック。
以下の注意が表示されたが、そのまま「変更を審査に送信」をクリック。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
これらの変更は審査のために Google に送信されます。審査は通常7日以内に完了しますが、それより長くなることもあります。
管理対象の公開機能が無効であるため、これらの変更は承認されるとすぐに自動的に公開されます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■製品版に反映
「リリース → テスト → クローズドテスト → クローズド テスト - 57 (1.3.5)」
「トラックを管理」をクリック。
「最新リリース: 57 (1.3.5)」があることを確認。
「リリース」タブの「リリースをプロモート」内の「製品版」をクリック。
「製品版リリースの作成」画面に遷移する。
下の方に「リリースノート」欄がある。
クローズドベータテストの際に登録した内容が入力済みになっている。
今回はそのままの内容にしておく。
画面下部で「次へ」をクリック。
さらに「保存」をクリック。
「[公開の概要]に移動しますか?」と表示されるので、「概要に移動」をクリック。
「1件の変更を審査に送信」ボタンが表示されているのでクリック。
注意書きを確認し、そのまま「変更を審査に送信」をクリック。
■追加の対応
今回は、追加で以下を対応した。
【Android】2024年8月31日よりアプリは Android 14(API レベル 34) 以降を対象とする必要あり | notwork | モバイルアプリ開発情報
https://tech.naturalmindo.com/notwork_android_api_level_update_34/
設定 → 詳細設定
「アプリの公開状況」が「公開」になっているので「非公開」に変更。
公開の概要 → 審査にまだ送信されていない変更
「1件の変更を審査に送信」をクリック。
■完了
時間をおいてからコンソールを確認すると、以下のメッセージが表示されていた。
(10分程度で反映されることもあれば、6時間以上経ってから反映されることもあった。)
これで完了。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
先日お知らせしたアプリのポリシー違反が対処されました
先日、お客様のアプリが Google Play デベロッパー プログラム ポリシーを遵守していないことをお知らせしましたが、この違反は解決されました。
Google Play でユーザーの安全を守る取り組みにご協力いただきありがとうございます。[ポリシーのステータス] ページで、お客様のアプリに他の警告や問題がないかどうかをご確認ください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■メモ(クローズドテストについて)
内部テストだと最大100人の制限があるようだが、クローズドテストはより多くの人にテストしてもらえるみたい。
今案件でどのように使い分けていたかは不明だが、いったん内部テストを使用して進めるものとする。