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基本操作(オブジェクトの作成)
以下の書籍をもとに進めていく。
ここでは、一つ一つのオブジェクトを作成する際の手順を整理する。
Blender 2.8 3DCG スーパーテクニック
https://www.amazon.co.jp/dp/B0841Z7BTB
入門Blender2.9 〜ゼロから始める3D制作〜
https://www.amazon.co.jp/dp/479806128X
Blender のマテリアル,スムースシェード (smooth shade)(Blender 2.9 系列で説明)
https://www.kkaneko.jp/db/cg/blendermaterial.html
■オブジェクト作成の基本的な流れ
1. 名前を付けて保存する。
2. ライトとカメラを削除する。立方体も、不要なら削除する。
3. オブジェクトを配置し、サイズや形状を調整する。
4. 底面がワールド原点になるように移動する。
5. Ctrl+Aからスケールを適用する。(ベベル設定の準備。)
6. ベベルを設定する。
7. スムーズシェードを設定する。
表示が崩れた場合、「プロパティ → オブジェクトデータ → ノーマル → 自動スムーズ」にチェックを入れる。
8. マテリアルの名前を調整する。
9. マテリアルプレビューに切り替え、マテリアルプロパティでベースカラーを設定する。
10. オブジェクトを結合する。
11. オブジェクトの名前を調整する。
12. アセットとしてマークする。
13. 保存して完了。
以下、アセットについて補足。
1. アセットの利用準備。
「編集 → プリファレンス → ファイルパス」。
「アセットライブラリ」の右側にある「+」をクリック。
追加したいフォルダを選択して追加。
2. アセットの配置。
ウインドウのメイン領域の右端にマウスを移動させ、「←→」になったら「右クリック → 垂直に分割」。
分割された左側のウインドウで、「エディタータイプ → アセットブラウザー」を選択。
「すべて」を上の手順で追加したフォルダに変更すると、アセットとしてマークされたものが表示される。
ここから、ドラッグ&ドロップでアセットを配置できる。
3. アセットの編集。
元のアセットを編集しても、配置済みのアセットには反映されない。
新たに配置したアセットは、編集後のものになる。
※アセットブラウザーから配置する際、メニュー部分の右端に選択肢があり、例えば「プリファレンスに従う」などとなっている。
これを「リンク」にして配置すると、元のアセットの編集内容が反映される。
ただしこの場合、ファイルの移動も編集もとで行う必要もあるみたい?複数配置することもできないみたい?
それなら、リンクでの配置は使いづらいか
Blender: アセットライブラリ(Asset Libraries)の使用方法 | reflectorange.net
https://reflectorange.net/archives/199.html
【2024年7月最新】Blenderのライブラリとは?アセットライブラリの使い方や活用方法を解説 | Offers Magazine
https://offers.jp/media/programming/a_3967
■オブジェクト追加
オブジェクトを追加すると、画面左下に「最後の操作を調整」パネルが表示される。
消えてしまった場合、「F9」を入力すると再度表示される。
■視点操作
操作中に視点回転の中心がワールド原点からズレた場合、
「ビュー → 視点を揃える → アクティブにアクティブに注視」
とすれば戻すことができるみたい。
何故ずれることがあるのかは不明。
■オブジェクト操作
オブジェクト選択中に、以下のショートカットを使用できる。
「G」を入力 … 移動。(Grabの意味。さらに「X」「Y」「Z」を入力すると、その軸でのみ移動できる。)
「S」を入力 … 拡大縮小。(Scaleの意味。さらに「X」「Y」「Z」を入力すると、その軸でのみ拡大縮小できる。)
「R」を入力 … 回転。(Rotateの意味。さらに「X」「Y」「Z」を入力すると、その軸でのみ回転できる。)
「R」→「X」→「90」と入力すると、X軸方向に90度回転させることができる。
また、オブジェクト選択中にタブキーを押すと、オブジェクトモードと編集モードを切り替えられる。
■最後の操作を調整
何か操作を行った後に表示されるパネルは、何か作業をすると非表示になる。これは
「編集 → 最後の操作を調整」
という操作で再表示できる。
■ベベルのためのリセット
拡大縮小を行ったオブジェクトにベベルをかけると、均一にベベルが適用されない。
「オブジェクト → 適用 → 拡大縮小」
とすればリセットされるので、その後ベベルをかけるといい。
■3Dカーソル
【Blender】3Dカーソルの移動方法 | Blenderの易しい使い方
https://blender-cg.net/3d-cursor/
【blender2.8】3Dカーソルが動いて選択ができなくなった話 - 初心者にも分かるようにunityでゲームを作りたい
https://fanblogs.jp/gameprogramming/archive/127/0
【Blender】ピボットポイント(3Dカーソル・原点)|サルブレ
https://saru-blender.com/pivot-point
ツールバーの「ボックス選択」の下に「カーソル」がある。
これを選択している状態だと、3Dビュー上で左クリックした場所に3Dカーソルが移動する。
また「Shift+S → 1」と操作すると、3Dカーソルがワールド原点へ移動する。
■オブジェクトを曲げる
1. オブジェクトを曲げる中心となる位置に3Dカーソルを「Shift+右クリック」で移動する。
2. オブジェクトを選択する。
3. マウスポインタを3Dカーソルから十分に離した位置にする。
4. 「Shift+W」と操作すると、オブジェクトを曲げられるようになる。
5. Enterで確定する。
【Blender3.5】いろんな「曲げ方」を紹介! | CGbox
https://cgbox.jp/2023/05/21/blender-bend-methods/
【Blender2.9】カーブ上に曲げる・配置:カーブモディファイアー | CGbox
https://cgbox.jp/2021/02/08/blender-curve/
【Blender】プロポーショナル編集の使い方|サルブレ
https://saru-blender.com/proportional
■原点を中心を軸にオブジェクトをミラー反転
「オブジェクト → オブジェクトを複製」もしくは「オブジェクト → リンク複製」を実行し、
「拡大縮小」の値に「-1」を入力する。
■頂点をマージ
Blenderのバージョンによっては「頂点 → 頂点をマージ」が表示されない。
この場合、「メッシュ → マージ」で操作できるか試す。
■位置などの情報を初期化
オブジェクトモードにして「オブジェクト → 適用 → 全トランスフォーム」を実行する。
■グループ化
【blender 2.8】グループとインスタンス | Tamago Design
https://tamago-design.net/group-01
バージョン2.8からグループ化は廃止された。
「Ctrl+G」で新規コレクションの登録ができる。
またオブジェクトモードで「選択 → グループで選択 → コレクション」とすることで、コレクション単位で選択できる。
また他ファイルで「ファイル → アペンド」として「Collection」フォルダ内の任意のコレクションを選択することで、
コレクション単位でデータを読み込むことができる。
オブジェクトを選択して「オブジェクト → コレクション → コレクションに移動 → New Collection」とすることで、
既存のオブジェクトをコレクションにまとめることができる。