※主にプログラムについて。
■Return-Path を追加する
Return-Path は、メールが届けられなかったときにエラーメールを送信するときの宛先。
Return-Path に差出人と同じメールアドレスを設定すると、迷惑メール判定されにくくなる。
PHPでメール送信する際に迷惑メールと判断されないために気をつけること
https://blog.ver001.com/php_mail_spam/
mb_send_mail(),mail()で第5引数を設定する際の注意点 - t_komuraの日記
https://t-komura.hatenadiary.org/entry/20131223/1387804821
mb_send_mail関数でReturn-Pathを設定する方法 | PHPプログラミングの教科書 [php1st.com]
https://php1st.com/2329
■X-PHP-Originating-Script を削除する
PHPプログラムでメールを送信すると、メールヘッダに「X-PHP-Originating-Script」が含まれることがある。
が、本番環境では含まれない設定にすることが推奨されている。
X-PHP-Originating-Script【メールヘッダ】とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
https://wa3.i-3-i.info/word16324.html
icloud.comやme.comやhotmailにメールが届かない時 - Qiita
https://qiita.com/menkatsukiroku/items/98d447317c3cafd65602
mail.add_x_header はデフォルトで On なので、メールヘッダに以下のような情報が記録される。
X-PHP-Originating-Script: 48:mail.php
mail.add_x_header を Off にすると記録されなくなる。
本番環境では Off にすることを推奨されている。
# vi /etc/php.ini
;mail.add_x_header = On
mail.add_x_header = Off
# service httpd restart
■PHPMailerでのメール送信について
※PHPMailerでのメール送信については、Etcetera.txt の「PHPMailerを使ってSMTPでメールを送信する」も参照。
PHPMailerでメールを送信している場合、RFC違反のメールアドレスにはそもそも送信処理自体が行われない。
(RFCについては、このファイル内の「メールアドレスのRFC違反」を参照。)
つまりmaillogなどに送信ログもエラーログも残らないので注意。
以下の記事を参考に、RFC違反のメールアドレスにも無理矢理送信できるようになるみたい。(未検証。)
RFC規格に沿わないメールアドレスにPHPMailer6系でメールを送信出来るようにする - Qiita
https://qiita.com/sayama0402/items/72d41ff5b030dba88982