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パッケージ管理システム
rpm: Red Hat社が開発した、Linuxのパッケージ管理システム。「アールピーエム」と読む。 パッケージの依存関係は解決しない(依存関係のあるものは手動で指定する必要がある)が、パッケージを個々に管理するときに使える。 個人的によく使うrpmコマンド逆引き | DevelopersIO https://dev.classmethod.jp/articles/rpm-reverse-search/ お互いに依存関係のあるrpmは同時にインストールする #Linux - Qiita https://qiita.com/syabuo/items/fc43884dd7e4e2c43b6a deb: Debian系のパッケージ管理システム。「ディーイービー」と読む。 役割はrpmと同じ。 yum: パッケージ統合管理システム。「ヤム」と読む。 内部ではrpmコマンドが実行されており、パッケージの依存関係を自動で解決してくれる。 RHELやCentOSなどで利用されている。 apt: パッケージ統合管理システム。「アプト」と読む。 DebianやUbuntuなどでは、yum ではなく apt を使用する。 ubuntuパッケージ管理centosとの対比備忘録 - Qiita https://qiita.com/smallpalace/items/57bf018909644e7c3e70 yumコマンドとAPT系コマンドの違い - Qiita https://qiita.com/hal-bo/items/1e0568120c545bf723c6 ■利用例 yumの場合、例えば
# yum install httpd # yum install nginx
のように、コマンドを実行してアプリケーションのインストールなどを行える。 Yellowdog Updater Modified https://ja.wikipedia.org/wiki/Yellowdog_Updater_Modified IT業界で横行する恥ずかしい英語発音 http://qiita.com/ryounagaoka/items/290885ee3291b393fe1f yum 名前の由来 http://poormemory.seesaa.net/article/356576330.html 以下のようにすると、インストール済みのアプリケーションを一覧できる。 そのままだと大量に表示されるので、grepで絞り込んで表示するといい。
# yum list installed # yum list installed | grep postfix
インストール済パッケージを一括アップデートする場合、以下のようにする。 実行後はOS自体を再起動するといい。
# yum -y update
個別にアップデートを行う場合、以下のようにする。 必要に応じて関連するサービスの再起動を行う。
# openssl version # yum list openssl # yum update openssl # service httpd restart
■有名どころのリポジトリ EPEL: 「Extra Packages for Enterprise Linux」の略。 RHELやCentOS向けに、デフォルト以外の拡張パッケージを提供している別のリポジトリ。 Fedoraで開発・テスト・改良された高品質のパッケージを、RHELやCentOSのような互換ディストリビューションで利用可能にすることを目的としている。 Remi: RetHat社に務めている「remi collet」さんという人がメンテンナンスしている外部のパッケージ。 RedHat社はCentOSの元になったRedHat Linuxの提供元。 EPELに依存しているので、Remiを使うにはあらかじめEPELのインストールが必要。 Webtatic: 更新されたWeb関連のパッケージを含むRHELやCentOSリポジトリ。 RHELやCentOS向けに、Web開発/ホスティングソフトウェアの最新の安定したマイナーリリースを提供する。 こちらでもPHP7が提供されている。 Amazon Linux Extras: AWSのAmazon Linuxで利用できるリポジトリ。 OSの安定性を確保しつつ、最新のソフトウェアを利用できるようにするために提供されている。 以下はRemiからPHP7.1をインストールする場合の例。
# yum -y install epel-release … EPELのリポジトリを追加。 # rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm … Remiのリポジトリを追加。 # yum -y install --enablerepo=remi-php71 … RemiのリポジトリからPHP7.1をインストール。
なお、登録されているリポジトリは
# yum repolist
で確認できる。 「yum install epel-release」や「--enablerepo=remi」の意味,本当に理解して使ってますか? - akamist blog https://akamist.com/blog/archives/648 yumリポジトリ一追加リスト 完全版 http://qiita.com/bezeklik/items/9766003c19f9664602fe

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